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決定機――実用日本語表現辞典 Decisive Chance: Practical Dictionary of Japanese Expression [辞書・辞典・事典類]

前に「決定機」という記事を書いたけれど、今日(4月28日深夜)テレビのニュースを見ていたらサッカーのレポートでまた蹴って行き、いや決定機ということばが出てきて、頭にきてまた検索をかけた。あえて+辞書で検索してみた。そうしたら、「実用日本語表現辞典」というものに出くわすこととなったのでした。

 

  実用日本語表現辞典.JPG

<http://www.practical-japanese.com/2012/04/blog-post_2506.html>

「主に」の修飾があいまいなところが辞書としてはまずいと思われ。

  この辞典は特に力を注ぐ分野があるのだそうだ――

実用日本語表現辞典注力分野.JPG

<http://www.practical-japanese.com/p/blog-page_09.html>

  意外と不正確なのかもしれない。

  しかし、これもまた、『日本語俗語辞書』(「わけわかめ」<http://occultamerica2.blog.so-net.ne.jp/2010-11-06-2> 参照)のようにアメリカの Urban Dictionary のような辞典に発展しうるかもしれない。

   しかし 用例とかも載せないと実用的ではないかもしれない。

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『実用日本語表現辞典』 <http://www.practical-japanese.com/>

『日本語俗語辞書 - 若者言葉・新語・死語・流行語』 <http://zokugo-dict.com/>

Urban Dictionary <http://www.urbandictionary.com/>

 


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ポーが書評した本 (25) スザンナ・ウォーフィールドの『イロラー・デ・コーシー』 (1835) Books Reviewed by Poe (25): _Illorar de Courcy_ by Susanna Warfield [ポーの書評 Poe's Book Reviews]

続いて、ポーの最初期の批評(と想定されている文章)の中から、順番でいうと、雑誌紹介2篇に続く『サミュエル・ドル―伝』のつぎの『ナポレオン伝』のつぎの『万国著名裁判』のつぎの『ノー・フィクション――最近の興味深い事実に基づいた物語』 のつぎの『万国著名女性回顧録』のつぎの『感化力――道徳物語』のつぎの『英国海賊、追剥、盗賊伝』のつぎの『詩人の告白』のつぎの『花言葉』のつぎの『実践的教育』のつぎの『ハイランドの密輸人』のつぎの『ウァレリウス』 のつぎの『北へ東へカーネル・クロケットの旅の記』のつぎの記事(『サザン・リテラリー・メッセンジャー』誌1835年4月号 "Critical Notices" 459ページ)。

[Susanna Warfield].  Illorar de Courcy: An Auto-biographical Novel.  By Josiah Templeton, Esq. [pseud.]  2 vols.  Baltimore, William and Joseph Neal, 1835.  

〔スザンナ・ウォーフィールド著〕  『イロラー・デ・コーシー――自伝的小説』  ジョサイア・テンプルトン著 ボルティモア: ウィリアム・アンド・ジョーゼフ・ニール、1835年


  スザンナ・ウォーフィールド Susanna Warfield, 1797-1890は、メリーランド州のひとのようですが、くわしいことはわかりません。E-text も今のところ見つかりません。タイトルの読みもぜんぜんわかりませんw。筆名のジョサイアは男の名前です。自伝的小説と副題にあるのだけれど、そのへん(ジェンダー)の仕掛けなりリクツなりもわかりません。

  ポーの書評――

Illoraz [sic Illorar] de Courcy, an auto-biographical novel, by Josiah Templeton, Esq, 2 vols.  Baltimore, William and Joseph Neal.   We have looked at this book attentivelyfor we confess it was impossible to read it.  A glance over one or two pages will be sufficient to convince any reasonable person that it is a mere jumble of absurdities.  The gentleman should not have thrust his name (if it be not a nom de guerre,) into the title page.  [Southern Literary Messenger, April 1835, 459]

 (我々はこの本をしげしげと眺めた――というのは、告白するが、読むこと不可能だったからである。一、二ページ見れば、理性的なひとに得心されるのは、これが不条理の寄せ集めにすぎないということだ。紳士は彼の名を(もしも筆名でなかったら、のはなしだが)タイトルページに記すべきではなかった。)

  『サザン・リテラリー・メッセンジャー』誌の本文では "Illoraz" と誤植があり、第1巻の索引では "Illoray" と誤記されています。

090329[SusannaWarfield].jpg
Susanna Warfield, 1797-1890  
image via The Historical Society of Carroll County, MD <http://hscc.carr.org/index.htm>

 1820年代か30年代のものと思われる肖像を掲げている記事は、 "Warfield Once Well-known"
Carroll County Times article for 29 March 2009.  By Mary Ann Ashcraft です。<http://hscc.carr.org/research/yesteryears/cct2009/090329.htm>

 紙の辞書だと、 American Women Writers: A Critical Reference Guide, from Colonial Times to the Present 2nd ed. (St. James Press, 1999) にSusanna Warfield の記事があるらしいが未確認。

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Susanna Warfield's Grave @ Find A Grave <http://www.findagrave.com/cgi-bin/fg.cgi?page=gr&GRid=39538588> 〔diana さんによる写真〕

"Susanna Warfield" Search by Catalyst @ Johns Hopkins University Libraries <https://catalyst.library.jhu.edu/?q=%22Warfield%2C+Susanna%2C+1797-1890%22&search_field=author> 〔日記が残っているらしい〕


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