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方向感 Sense of Direction [φ(..)メモメモ]

方向感覚ではない。方向感。だから、たぶん英語は、じつは、sense of direction ではなくて、direction sense かもしれぬ。違いは? わからんす。

11月16日(金)。野田首相のスピーチを、深夜にニュースで聞いた。――

かつて郵政総選挙のように、ワンポイントのイシューで選挙を戦ったこともありました。今回の総選挙の意義は、"2013年以降の日本の舵取りを、どの方向感で進めていくのか"、ということです。前へ進めるのか、政権交代の前に時計の針を戻して、古い政治へ戻るのか。「前へ進むか、後ろに戻るか」、これが問われる選挙だと思います。

「前へ進むか、後ろに戻るのか」。5つの政策分野を訴えをさせていただきたいと思います、。〔「「前へ進むか、後ろに戻るのか」野田首相、会見で五つの政策を掲げる」 BLOGOS <http://blogos.com/article/50431/?axis=b:123>

  前へ進むか、後ろに戻るか。そんな感覚かよ。ヤレヤレ。

  えーと、ナンタラ感という、わけのわからぬ日本語の記録として書いておるのですけれど、野田首相は、田中真紀子の問題に関連してさきごろも「方向感」という語を使用していたことを知りました。――

私は、方向感としては理解頂ける話だと思っておりますので、[田中大臣を]辞めさせるというようなことは、これはないと思います。きちっとご説明をしていくということが、何よりも大事だというふうに思っております。〔「野田総理「辞めさせない」眞紀子大臣続投を明言(11/10 20:54)」テレ朝ニュース <http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221110033.html>

  
  さらに、10月に、「緊急経済対策 方向感が支離滅裂だ」という支離滅裂な発言をしていたのだと思ったら、どうやらこれは新聞社のコトバであったようなのであったのだ。――

野田佳彦首相が緊急経済対策づくりを指示した。景気減速が鮮明になってきたため、経済活性化を急ぐという。公債発行特例法案が成立せず財政支出を絞っている中で、支離滅裂な動きではないか。[以下略] 〔「緊急経済対策 方向感が支離滅裂だ」 東京新聞 TOKYO WEB 2012年10月22日<http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2012102202000107.html>

   スケジュール感やスピード感にとどまらず、進出しておったのね。「距離感」という、むかしからあることばだけれど、サッカーの実況・解説で、なんか使われ方が気になっていたこのごろであったのだけど。


タグ:方向感
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