卒業生におくったことば [雑感]
(注:昨日は卒業式でした。)
卒業おめでとうございます。morichan の父です。
歌でも歌ってすまそうかとも思ったのですが、原稿書いてきました。――
教えることは教わることである、というのは
学生楽ありゃ苦もあるさ、と並ぶわたしの座右の銘なのですが、1昨年諸君が23年生だったころにアメリカに逃亡しておったせいかわかりませんが、あんまり教えることがなかったような気もしなくもないです。それでも、2年生のときに演習に参加してくれたりした少数のかたがた、いろいろ教えてもらってありがとうございます。
一瞬(一寸)の光陰軽んずべからず、というのは、なかなか時間のなかに生きている身としては、反省的にしか思うことのできない格言で、よって誰もが真理と思いながらなかなか実践できません。しかし、三本の矢の教訓もあるように、ひととひとが協力することによって時間の壁をくずすこともできるかもしれない。友人関係を大切にしてください。
それから、若いころが花だと思いがちですが、人間のキャラクターというのは成長の遅い植物みたいなもので、種をはやいうちにまかねばなりません。まだ種をまくに遅いということはないです。
人はすぐ年をとります。あっというまです。じき30になり、40になり、そして50になります。(あ、これは引用です。小説からの・・・・・・。キャラクターというのは硬くいえば人格ですけど、やらかくいえば性格です)。
でも若さというのはやっぱり植物みたいなものですから、大事なのは種をまいたら水をあげることです。
お元気で。
何か、いいこと書いてらっしゃるじゃないですか
そういや日本は卒業シーズンだったか。。。何だか季節感無視で生きている今日この頃です
by shj (2010-03-26 12:15)
kaoru さま、ゆとりOL さま、couple さま、nice をどうもありがとうございます。
by morichanの父 (2010-03-26 18:33)
shj さま、コメントの出だしを見て嵐の襲来かと思ってビビリました。
「少年老い易く」と「光陰矢の如し」と「三本の矢」をつなげる想像力を共有できたか不安です。
つーか、Time flies like an arrow. だと、時間の矢は一本だから、それをわざわざ三本にする意味はない(爆)。が、時間は束である、という命題がもうひとつあるんだよなー、これが。そんなことまでは説明しているゆとりは精神的にも時間的にもなかったけど。
by morichanの父 (2010-03-26 18:36)
私の卒業の時にもmorichanの父さんのような、ユーモアある言葉をおくって下さる方がいらっしゃったら良かったのに、と思いながらのコメントです。
確か、どこだかの会社の何たらゆう偉そうなオバさんが、時折やったら発音の良い英語を織り交ぜながら、15分以上に渡って話してましたっけ。
西田ひかるの「私はすぐに治りたガール」並の違和感で、笑いを堪えるのに必死過ぎて内容全く覚えてないんですけどね。
by peco (2010-04-12 19:06)
peco さま・・・・・・いや、ぜんぜん受けた気配はなかったのですが(爆)。笑いを堪えるくらいに笑いを誘うほうが立派な気がします。
by morichanの父 (2010-04-15 20:45)