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という名の――中島みゆき  Named: Nakajima Miyuki [歌・詩 ]

とりあえず、「希望という名の列車にのって On a Train Named Hope」につづくメモ的記事。

1) ああ小魚たちの群れ
きらきらと海の中の国境を越えてゆく
諦めという名の鎖を身をよじってほどいてゆく
(中島みゆき「ファイト」)

2) 時代という名の諦めが
心という名の橋を呑み込んでゆくよ
(中島みゆき「友情」)

http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND53692/index.html

うーん。メモ以上に書いている余裕はないのですけど、さらにメモっておくと、2つ目のほうは、

時代――諦め と

心――橋 と

の対応関係があいまいなところが眼を、耳・・・・・・耳目を(?)引きます。

「呑み込む」という言葉と直接つながるのは心よりは橋なのだろうけれど、呑み込む主体であるのは「時代」「諦め」で、どっちも水ではない。

しかし、一般に時なり時代は「流れる」ものとしてイメジされているから、時代の流れが橋を呑み込み、それは諦めが心を呑み込むことの「メタファー」ということでしょうか。


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