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ジャパン・ブリーフ Japan Brief [カリフォルニア時間補遺]

ジャパン・ブリーフといっても日本風ふんどしの話ではありません。 
  カリフォルニアにいたときには、日本のニュースはもっぱら朝のフジと夜のNHKのテレビ、そして芸能関係等はTokyo Fish Market や Yaoyasan あるいは Ichiban-Kan の店頭でもらってくるフリーペーパーを頼りにし、それと、ときたま銀行で日系新聞を読むなどしていたのですけれど、ジャパン・ブリーフという、財団法人フォーリン・プレスセンター (Foreign Press Center Japan=FPCJ) というのが現在10ヶ国語で日本語のニュースをWEB配信していることをぜんぜん知りませんでした。(このサイト自体にはシアトルの日本領事館のHP (『在シアトル日本国領事館』 <http://www.seattle.us.emb-japan.go.jp/japanese/index_j.htm>) からリンクされていて――例の橋田ドラマで、カリフォルニアじゃなくてワシントンかい、みたいなことで気になって調べているうちに知りました――、知りました。サンフランシスコの領事館サイトにもリンクがあったのかなあ)。
  10ヶ国語とは、日本語、英語、中国語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語、韓国語、インドネシア語、アラビア語、です。
  各国語の勉強にもいいかも。(あー、股アメリカ行きたい)。  

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Japan Brief: A WEB report giving up-to-date information followed by comments of major Japanese newspapers, on news items on economy, politics, society, business, culture, and other interests.

日本語  [Japanese] 
English     [English]
中文 [Chinese]
Español        [Spanish] 
Français  [French]
Deutsch     [German] 
Português     [Portuguese]      
韓国語 [Korean]
Bahasa Indonesia  [Indonesian]
[Arabic] اللغة العربية

  アラビア語は右から左なのね~w 調整むつかしい~。


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わけわかめ  [辞書・辞典・事典類]

「わけわかめ」というコトバを使うようになったのはいつからかしら。たぶん10年も経っておらず、自分がWEB に個人的に関わるようになってからではないかしら。

  それで、わかめのことを書いた〔「菠薐草と若布 Spinach and Wakame Seaweed」〕ので気になって、つい調べてみました。

  『日本語俗語辞書』 <http://zokugo-dict.com/> という、2005年秋から発足したネット辞書。ちょっと掲載語数が少ないようで、アメリカの、たとえば Urban Dictionary <http://www.urbandictionary.com/> 〔カリフォルニア時間の記事 「November 13 都会的辞典 Urban Dictionary ――イーハー、イーホー、イーハウ Yeeha, Yeehaw のつづき」参照〕にはとてもおよばない、つーか、あーゆー誰でも書き重ね的混乱状態は示していない、そして執筆者は不詳だけど、逆にある程度カチッとした辞書です[2010.11.21追記(文が切れてましたw)]。

わけわかめ

わけわかめとは、理解出来ない・意味不明なときに発する言葉。

【年代】 昭和時代~  【種類】 若者言葉

わけわかめの解説

わけわかめとは「訳がわからない」の『わか』と『わかめ』をかけたもので、意味的には「訳がわからない」と同じように自分の目や耳から飛び込んできた情報が意味不明なときや相手の言動が理解不能なときに発する言葉である。わけわかめにすることで若干茶化したニュアンスにはなるが、これを言う人の多くは口癖になっていることが多く、特に嘲ったり、侮蔑するような意を含んで使われることは少ない。どちらにしても現在死語となっている言い回しである。〔「わけわかめ - 日本語俗語辞書」 <http://zokugo-dict.com/44wa/wakewakame.htm>〕

  え゛~、昭和時代からあって、現在死語なの~♪ わーはっはっはは~♪ ま、自分は死語の世界も死後の世界も喜んで生きたいと願う人間ですが。・・・・・・しかし、関連語に「天然」「不思議ちゃん」「わけフ 」「わけ不明」などあり、モーリちゃんの母に、「わけ不明」と「わけわかめ」を知っているか尋ねたのですが、前者については「意味不明」、後者については初見ということであった。

  もうひとつ、関連語にただの「わかめ」というのがあって、それの説明([2])は、この語が「わけわかめ」の縮約で、同様に死語の運命をたどるというものでありました。――

[2] わかめとは相手の言動が理解出来ないときや意味不明なときに発する言葉で、多くは「わかめ~」と語尾を伸ばして使う。この場合のわかめは「訳がわからない」という意味の俗語『わけわかめ』が略されたものであり、海草のワカメとは直接の関係はない。元となる『わけわかめ』が死語となるのにあわせ、この意味でのわかめの使用もなくなってきている。。〔「わかめ - 日本語俗語辞書」 <http://zokugo-dict.com/44wa/wakame.htm>〕

    そうだったのか~。「わかめ」を習得する前に「わかわかめ」で死語の世界に突入していたとはっ! 自分的には「天然わかめ」とか「中国産わかめ」とかいう新語が出てきてもいいなあ、と思うのですがw

0723.jpg
image via 『「ふえるわかめちゃん国産」、実は中国産だった可能性…理研ビタミン、自主回収と返金を正式発表』 <http://from2chmini.web.fc2.com/pages/all/2010.7/0723.html> (2010.7.23)

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『日本語俗語辞書 - 若者言葉・新語・死語・流行語』 <http://zokugo-dict.com/>

Urban Dictionary <http://www.urbandictionary.com/>

 


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菠薐草と若布 Spinach and Wakame Seaweed [雑感]

昨日、帰りに小腹がすいて、午後遅くに富士そばに立ち寄った。販売機で「かけそば・うどん」の食券を買って、「そば、お願いします」。「お呼びしますので席に掛けてお待ち下さい」というので、カウンターの一番奥に座って本を読んでいたところ、「もりそば~」「もりそばご注文のかた~」「もりそばのかた~」「もりそばご注文のかた~」と繰り返しアナウンスがあって、誰も取りに行く様子がないので、出向いたところ、「お客さん、もりそばですよね」「かけそばのつもりだったんですが」。で、並んだ食券を見たら、「かけそば・うどん」と「もりそば・うどん」はやっぱり別の券で、結局、反応の鈍いおっさん(まあ自分もそうだけど)が、もりそばを取りに来た。席に戻って、ぼーっと本を読んでいると、麺をゆでているらしいおじさんが、「あと1分ほどお待ち下さい」という声がして、ぼーっと(あれ、自分に言ったのかしら?)とも思ったのだけれど、自分の席の前は厨房に開けておらず、壁であったこともあり、返事をしなかった。それから「かけそばのかた~」という女声に応じて配膳口に行って、「たいへんお待たせしました。すいませんでした。」と言われつつそばのお膳を受け取り、席に戻った。わかめが入っていことに気づいたのはぼーっとしていたので一口食べてからだったと思う。食べながら、サーヴィスで入れてくれたのかなー、それとも間違ったのかしら、と思いつつ、ふだん注文することのないわかめそばを食べたのでした。ふと壁に目をやると、わかめそばはかけそばより80円も高い。帰りしなに「ごちそうさまでした。わかめ、どうも」と、相手がふたたび「たいへん失礼しました」と謝る声とかぶせるようにモゴモゴ言って店をあとにした。

  富士そばの店のそばのスーパーで数日前にほうれん草を2把買っていて、一部はキムチ鍋にモーリちゃんの母が入れたのだけれど、1.5束残っているのをさっき茹でながら、昔のことを考えた。最初思い出したのは、関東一円に、学校給食まで巻き込むかたちで展開している(いた?)山田うどんが、確か1970年代半ばくらいに、それまでのほうれん草をやめてわかめに切り替えたことだった。そのとき(夏休みで、受験勉強中の野郎どもと一緒に、ひとり2杯とか食っていたような気がする)、図書館のそばの山田うどん屋のおやじが、「わかめのほうが栄養があるし、いいでしょ」みたいなことを言って、カチンと来たような来なかったような記憶がある。それは (1) あんた〔おやじ〕が仕切っているわけじゃなくて、与えられたものを調理しているだけではないか、(1.5) ほうれん草は手間がかかって、わかめだと楽だからじゃないのか、 (2) ほうれん草のほうが自分は好きだ、というのとふたつかみっつあったような気がするが記憶は定かではない。ともあれ、その後、山田うどんはわかめちゃん添付になり、ほうれん草は消えた。
  それから思い出したのは、ラーメンも昔はほうれん草が入っていたなーということだった。幼児の記憶をたどると、国分寺駅前の古本屋の横の中華料理店も、千代田区や新宿のあまたの「支那そば」屋も、ラーメンにはほうれん草が入っていたように思う。
  子供のころはよくほうれん草のおひたしも食べた。「おひたし」という言葉の意味がわからないなりに食べた。ポパイがスピナッチの缶詰を食べるのを、どんなもんだべ、と不思議に思いながら、食べた。で、今、この瞬間食べています。カリフォルニア時間ふうに写真を撮ろうかと思ったけれどやめておきます。

popeye.jpg

  I Yam What I Yam <http://www.veoh.com/browse/videos/category/animation/watch/v18931661ZdDDMYMf>

popeye_spinach2.jpg

popeye1.jpg

 


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